免疫生物研究所がiPS細胞培養材の発表など好感しストップ高

株式市場 銘柄

 免疫生物研究所<4570>(JQG)は9時50分にかけてストップ高の1367円(300円高)に達し、値上がり率は28.1%高。JASDAQ銘柄の値上がり率1位となっている。8月31日付で、遺伝子組換えカイコによるヒトラミニン511-E8フラグメント「ラミニン511-E8」の生産に成功し、ニッピ<7932>(JQS)と売買取引契約締結等の協議を開始と発表し、期待が高揚している。「ラミニン511-E8」はiPS細胞等の培養足場材として期待されるようだ。

 免疫生物研究所の株価は、中国株に端を発した全体相場の下げに押されて1200円前後から一時871円まで約870円(27%)下落したが、本日はこの下げ幅を一気に回復して一段上の水準に進んだ。7月に1835円の高値をつけており、株価材料としてはこのときから一歩前進したため、比例的に見れば株価も高値を更新する可能性がある。

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