クロスプラスは後場一段高、「推し活」ブランドの受賞・表彰など買い材料視され再び急伸

■7月中旬に業績・配当予想の増額発表を受けて急伸、さらに一段と上げる

 クロスプラス<3320>(東証スタンダード)は8月7日の後場一段高となり、13時にかけて20%高の1200円(198円高)まで上げて約半月ぶりに年初来の高値を更新し、2021年3月以来の1200円台に進んでいる。レディス、キッズの服飾・雑貨などを展開し、同日付で、アイドルやアーティストなどの「推し」を応援する同社の「推し活」ブランド『推部屋plus』の「推部屋ケース」がアイドル雑誌「POTATO」主催の『#推し活AWARD2023』で『審査員特別賞』を受賞などと発表しており、業績拡大につながる表彰と受け止められているようだ。

 7月19日に今期の業績・配当予想の増額修正を発表しており、業績は好調。株価はこの翌日から2日続けてストップ高の急伸となり、高値もみ合いを続けてきたが、8月7日に再び一段高となった。相次ぐ急騰により、戻り待ちの売りの多くが消化されて一段と上値を追いやすくなったとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る