
■家族見守りIoTブランド「Hello! Family.」で高齢者の外出支援など実証実験へ
コクヨ<7984>(東証プライム)は5月22日、再び上値を追う相場となり、取引開始後に3088.0円(155.0円高)まで上げて約1週間ぶりに2000年以降の高値を更新している。4月下旬に発表した第1四半期決算(2025年1~3月、連結)の営業利益が前年同期比14.4%増加し「営業利益率は大幅に改善」(決算説明資料より)などと好調だった上、5月20日に家族見守りIoTブランド「Hello! Family.(ハローファミリー)」を用いた「高齢者の外出支援」の実証実験について発表し、新たな分野への展開に期待が強まっている。
「Hello! Family.」を用いて、2025年6月6日から株式会社オートテクニックジャパン(栃木県芳賀郡)が参画する栃木県芳賀町の高齢者を対象とした外出支援などに関する実証実験を支援すると発表した。発表によると、「Hello! Family.」は、23年に発売以来、主に小学生のお子さまをもつ保護者の方々から支持されている。さらに、GPS位置情報を活用して社会課題の解決に取り組む法人や企業からも多くの要望をいただいているという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)