【銘柄フラッシュ】日本金属が急伸し日経平均に逆行のWインバース上場投信が活況高

銘柄

 1日は、日本金属<5491>(東1)が日本文理大の高性能の積層電磁鋼板に同社の鉄心を使用との報道などを好感して朝から37.9%ストップ高の買い気配を続け、大引けにストップ高で売買成立。一方、東邦金属<5781>(東2)は昨日まで3日連続ストップ高など、20日に超高性能マグネシウム合金ワイヤー開発と発表してから連日急伸してきたためか、朝方を除いて利食い売りが活発化して16.8%安となり5日ぶりに反落した。

 日経平均は3.8%安の724円安となり本日の安値引け。JPX日経400は同じく4.0%安。本日は日経225より幅広く好財務内容の銘柄を集めた新指数の下げが大きくなり、2番底模索型の下げになったとの見方でNEXTFUNDS日経ダブルインバース上場投信<1357>(東1)が上場投信を含む東証1部の売買代金上位30銘柄の中で唯一値上がりし7.6%高。

 ACCESS<4813>(東マ)は31日発表の四半期決算が好調で前場19.2%高と急伸し、後場は全体相場の下げに押されながらも大引けは6.4%高。電算システム<3630>(東1)は引き続きクラウド型視聴者限定の動画配信サービルなどを材料に6.6%高となり連日の上場来高値更新。ディー・ディー・エス<3782>(東マ)は国内で初めてマイクロソフトのタブレット端末「Surface3」対応の指紋認証ユニットとの発表などが好感されて19.8%ストップ高。アクロディア<3823>(東マ)はゲーム事業の拡充などに期待強まり6.2%高と急伸。上場3日目のメタップス<6172>(東マ)は相場が新鮮とされて16.2%高となり高値を更新。フォーバル・リアルストレート<9423>(JQS)三菱地所<8802>(東1)の高さ約400メートルの超高層ビル計画などが思惑買いの材料とされて9.2%高の急伸。ソフトフロント<2321>(JQG)はベトナムでの拡大が注目などとされて8.1%高となった。

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