コーユーレンティアは業界初となる建設現場向け「防災備蓄品レンタルサービス」を開始、東急建設様の首都圏10作業所にて導入スタート

■「レンタル」に加え「購入」「買い取り」のパターンも用意

 コーユーレンティア<7081>(東証スタンダード)は30日、レンタルスキームを活用した、BCP対策ソリューション「防災備蓄品レンタルサービス」を開発し、2023年9月1日からサービス開始すると発表。第一弾として2023年9月から、東急建設<1720>(東証プライム)の首都圏10作業所に納品することがこの度決定している。

 レンタルスキームを活用した、FF&E(家具、什器、備品)と防災備蓄品の一体型サービスの提供は業界初となる。

【防災備蓄品レンタルサービスの特長】

1.業界初「防災備蓄品レンタルサービス」
 業界で初めてレンタルでの「防災備蓄品レンタルサービス」の提供を開始。あわせて、通常のオフィス家具や防災備蓄品の保管に関わる棚、書庫などの備品のセット納品も可能。さらに、顧客の予算や初期費用、利用期間などに合わせ、「レンタル」に加え「購入」「買い取り(切り替え)」のパターンも用意している。

2.建設現場に精通したスタッフが届ける
 建設現場に携わって約55年。現場の特性やルールを熟知した当社のスタッフが、的確なアドバイスを行うことで最適な空間づくりを実現する。

3.DXによるお客様の業務をサポート
 同社のシステムを活用することで、現場単位でのレンタル品の商品在庫や期限の把握、在庫補充、入れ替えなどの情報を見える化する。物流配送を担う連結子会社のコーユーロジックス株式会社と連携し、移設や一時保管、輸送などの相談もサポートする。

4.サステナブルな社会の実現
 レンタルスキームの活用により、防災備蓄品の賞味期限が守られることで廃棄ロスの削減につながるなど、サステナブルな社会の実現(SDGsへの貢献)にも寄与する。

■採用の経緯と今後の展開

 今回、コーユーレンティア経営理念である「循環型事業を深化させ顧客の期待を上回る”コト”実現に寄与する」という想いのもと、防災を含めた顧客や社会課題解決提案を行うなかで、「3つの提供価値(脱炭素、廃棄物ゼロ、防災・減災)」を推進する東急建設様から同サービスによる備蓄の効率化が評価され、「防災備蓄品レンタルサービス」の同採用となった。

 東急建設では、まずは東京都内における建設現場事務所をモデルケースとし、首都圏を皮切りに、コーユーロジックスの物流センター(全国11拠点)を基点として、順次全国の建設現場事務所に展開していく予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る