ENECHANGEは大きく反発、「下期黒字化」の好業績でENEOS向けアプリ開始に好反応

■買い出動を迷っていた投資家の背中を押す形に

 ENECHANGE<4169>(東証グロース)は9月5日、反発相場となり、午前10時にかけて9%高の1317円(107円高)まで上げて4日ぶりに1300円台を回復し、出直りを強めている。業績改善が大きく進む見通しで期待が強い上、4日付で、ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)グループから開発を受託していたEV充電アプリの9月5日提供開始を発表し、買いに踏み切る契機になったと見られている。

 今期・2023年12月期の業績動向は「下期黒字化」(会社四季報:東洋経済新報社)の見通し。このため、買いやすい位置に来たら買い出動したいと待ち構える投資家が見受けられるという。4日の発表は、ENEOSホールディングスのENEOS株式会社が提供するEV充電サービス『ENEOS Charge Plus』で利用されるEV充電アプリ開発を受託し、2023年9月5日から『ENEOS Charge PlusEV充電アプリ』として提供開始されるというもの。買い出動を迷っていた投資家の背中を押す形になったようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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