エスプール、宮崎県日向市とゼロカーボンシティの実現に向けた包括的連携協定を締結

 エスプール<2471>(東証プライム)は11日、宮崎県日向市(市⻑:十屋 幸平)と包括的連携協定を締結し、同市の持続可能な発展や地域資源を活用したゼロカーボンシティへの取り組みを開始すると発表。

■協定の背景および目的

 同社は、企業の温室効果ガス(GHG)排出量の算定や環境情報の開示支援を行う子会社、ブルードットグリーン株式会社のノウハウを活用し、自治体を対象にした脱炭素社会への移行支援のコンサルティングサービスを展開している。一方、日向市は、豊かな水資源と自然環境を活かして2050年までにCO2排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティひゅうが」を2023年2月に表明し、再生可能エネルギーの導入や市民への啓発など持続可能な地域づくりを積極的に推進している。

 このような中、同社は日向市と包括的連携協定を締結し、同市のゼロカーボンシティ実現に向けた支援を行うこととなった。同社では、2024年3月までに20以上の自治体との提携を目標としており、今回の提携は全国で8件目、宮崎県内では7件目となる。

■協定の内容

 同提携は、日向市の持続可能な発展を目的に、ゼロカーボンシティ実現に向けた推進計画策定および実行の支援を中長期的に行っていく。具体的にはCO2排出量等の算定や削減に向けたロードマップの策定、市民及び市内事業者への環境活動に対する普及活動等を行っていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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