インフォマート、クラウドコンピューティングサービスを提供するさくらインターネットが「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」を導入

■業界調査にかかる時間を丸一日から30分に短縮し、迅速な経営判断のサポートを実現

 デジタルの力であらゆる業務を効率化するインフォマート<2492>(東証プライム)は12日、同社が提供する「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」が、クラウドコンピューティングサービスを提供するさくらインターネット<3778>(東証プライム)に導入されたと発表。

【さくらインターネットより伺った導入理由・効果等】

■「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」を導入した理由

 さくらインターネットは、日本のインターネット黎明期に創業し、クラウドコンピューティングサービスやIoTサービスを提供している企業である。個人と法人のお客様も順調に増加し、従業員も徐々に増えグループ会社も含めると700名以上の社員が在籍している。

 経営陣の意思決定を支援する経営企画部では、会社の状況や世の中の動向等の情報収集や分析、また社会課題を会社の課題として整理することに時間や手間がかかっていた。例えば、インターネット上の情報の精査や、集めた情報が会社の風土とマッチするかといった見極め、また、調査内容を統一フォーマットへ落し込むといった作業に時間がかかる等の課題があった。そこで、組織全体で「調査時間の短縮」という業務改善を目指し、今回の導入に至った。

■導入効果

(1)「業界レポート」機能によって丸1日かかっていた業界調査が30分程度に短縮

 情報収集や分析、課題整理は、まずインターネットで収集した情報全体を俯瞰してから特定のポイントを深掘りし、独自の見解にまとめていく。導入前は、業界の全体像やマーケティング的な情報、バリューチェーン等の競合情報を調べるのに丸1日かかっていた。

 導入後は、業界を俯瞰するための「業界レポート」機能を利用することで、30分程度に短縮された。

(2)常に最新情報が必要な「変化の時代」に対応

 企業の業績や財務状況を把握できる「企業ダッシュボード」機能や企業の最新動向を抑える「ニュース・展示会」機能も利用している。必要な際にその都度利用しているが、競合他社のニュースをリアルタイムで確認できるようになり、よりスピーディーに経営の企画を立案できるようになった。また、「業界レポート」機能にある『特集レポート』を部署の共有フォルダに保存し、各メンバーで確認しているが、レポートには一定程度の考察も入っているので、参考になる。IT業界は情報の鮮度が重要であるので、新しい分野の新しい情報が更新されるのはありがたい。

■今後の展望

 「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」は、ID数無制限で利用できるので、例えば営業部が顧客の業績や競合、バリューチェーンを調べたり、営業戦略を考えたりする等、全社的に活用を広げたいと考えている。

 今、世の中ではDXやAI等が注目され、その礎となるクラウドサービスや基盤への需要も非常に高まっている。この分野では外資系企業が強いのも事実であるが、当社も長年にわたって国産のクラウドサービスを提供してきた歴史を活かし、インパクトを残していきたい。非常に速い潮流の中で、今までよりもシビアな判断が求められる時代であるから、「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」のようなサービスを活用しつつ、できる限り迅速な意思決定をサポートし、これからも組織としての意識を高く進めていければと思っている。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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