JCRファーマの出直り強い、開発品の臨床試験結果を10月初旬に開示とし期待高まる

■『JR-171』、ムコ多糖症1型を対象疾患とするグローバル臨床試験

 JCRファーマ<4552>(東証プライム)は9月12日、6%高の1318.0円(77.0円高)まで上げた後も1300円前後で売買され、約1か月ぶりに1300円台を回復する相場になっている。12日午前、現在取り組んでいるムコ多糖症I型を対象疾患とした開発品『JR-171』のグローバル臨床第1/2相試験を含めた52週間の中間データを10月初旬に開示すると発表し、主に機関投資家・アナリスト対象のWEBミーティングも開催するとし、期待が強まっている。

 同社は、タンパク質分解酵素「ウロキナーゼ」で知られ、日本初の他家由来再生医療等製品『テムセル』の国内発売や、独自開発の血液脳関門通過技術を適用した世界初の医薬品『イズカーゴ』の国内発売などを実現させ、業績は黒字で配当も行っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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