
■国内最大級のアプリ分析サービス「App Ape」の提供など行う
上場2日目のフラー<387A>(東証グロース)は7月25日も買い気配を上げ続け、13時過ぎに5200円(公開価格1170円の4.4倍)で初値をつけた。直後に5420円(同4.6倍)まで上げ、その後は4905円(同4.2倍)をつける場面をみせて売買されている。
個別アプリや特定のアプリ市場の「規模」「特性」「動向」などを分析し、さまざまなアプリビジネスを支援する国内最大級のアプリ分析サービス「App Ape」の提供などを行う。
事業区分は、スマートフォン(以下「スマホ」)アプリを中心としたシステム全般の事業開発・UI/UXデザイン・開発等の業務を受託する「クライアントワーク」と、スマホアプリの利用動向を示す推計データをクラウドサービス形式または分析レポート形式により提供する「アプリ分析サービス」の2つ。
設立は2011年11月。新潟本社(登記上の本店所在地)と柏の葉サテライトオフィス(千葉県柏市)の2拠点制。業績見通し(2025年6月期・個別、会社発表)は、売上高が20億06百万円(前期比32.2%増)、営業利益は1億85百万円(同1,441.7%増)、当期純利益は2億03百万円(同625.0%増)。今後とも、持続的な事業成長を目指して、販売拡大、人材の採用・育成、丁寧なものづくり、適切なプロジェクトマネジメント、内部管理体制の整備・運用などをバランスよく進めていく計画だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)