トラース・オン・プロダクト、AI電力削減ソリューション「AIrux8」、戦略販売パートナー加賀電子がクレア慶徳工場へ導入

 トラース・オン・プロダクト<6696>(東証グロース)の開発した日本市場に向けたAIによる電力削減ソリューション「AIrux8」の戦略販売パートナーである加賀電子<8154>(東証プライム)が株式会社クレア(本社:福島県喜多方市)慶徳工場へ「AIrux8」を導入することが決定したと発表。

■概要

(1)背景及び内容

 「AIrux8」は、既に東南アジアを中心にDBS銀行、ホテル・オフィスビル・商業施設等への導入を進めているが、電気料金をはじめとしたエネルギー価格の高騰が続く我が国において、エネルギーコスト削減は業種を問わず全ての企業にとって喫緊の課題。この課題に対して、空調と照明の電力使用量を削減する「AIrux8」は、まさに画期的なソリューションであることから、加賀電子を日本における最初の戦略販売パートナーとして2023年1月から、その提供を開始した。現在、多くの企業様との商談が進んでおり、「AIrux8」のROI検証と実証実験結果を元に、各企業様へその効果提案を実施している。

 そのような中、クレア慶徳工場においてもエネルギーコスト削減の課題があり、ご相談があった。この課題の解決に向けて、クレア慶徳工場の施設図面や空調設備等の各種情報に基づき、「AIrux8」のROI検証を始め、導入シミュレーション提案をした。さらに、現地調査での「AIrux8」による空調の制御可否及び必要デバイスの構成・設置方法等を含めた最終提案をした。その結果、施設内で働かれる工場作業員及び従業員の皆様が作業をする際に快適に作業を行えるよう自動調整で適温を保ちながら空調の消費電力を抑えることができる「AIrux8」に大きな期待を寄せて、導入が決定した。

(2)導入先

 会社名:株式会社クレア 慶徳工場
 住所:福島市喜多方市慶徳町松舞家字大学段1番地
 事業概要:電気・通信機器設計製造、産業機械及び電子部品の卸売など

(3)導入内容

 クレア慶徳工場の空調消費電力削減に向けて、AIrux8の最適化のための設定運用(対象エリアの設定温度、風量自動調整、人感センサー)をもとにした空調制御を実施。

(4)導入対象施設面積

 クレア慶徳工場 導入対象面積:1,820㎡

(5)導入開始予定日

 2023年11月1日

■今後の展開について

 今後も、「AIrux8」を当社の主要ソリューションとして、「AIrux8」の日本市場展開拡大に向けて、引き続き日本国内での実証実験及び導入を更に進めると共に、戦略販売パートナーである加賀電子と販売協業し、その販売をさらに加速させていく予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  2. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  3. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  4. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  5. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  6. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る