4日新規上場のキャスターは後場も買い先行で始まる、前場は買い気配のまま公開価格760円の70%高

株式市場 IPO 鐘

■「リモートワークを当たり前にする」を掲げ、より活躍できる環境を提供

 10月4日新規上場となったキャスター<9331>(東証グロース)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは1292円(公開価格760円の70%高)で買い気配となった。

 「リモートワークを当たり前にする」(同社ホームページ)を掲げ、リモートアシスタントをはじめとした人材事業運営などを行う。リモートワーカーがより活躍できる環境を構築すべく、「WaaS事業」「その他事業」を展開する。設立は2014年9月。

 「WaaS事業」では、秘書、経理、人事、採用、カスタマーサポート、マーケティングなどのバックオフィス業務代行を中心としたサービス『CASTER BIZシリーズ』などを提供。顧客企業との間で30時間~/月などの固定プランで契約し、固定時間の中で顧客企業から当社が受注した仕事を、全国に所在する当社のリモートアシスタントが代行して、役務提供を行う。また『My Assistant』は、既存サービスである「CASTER BIZ アシスタント」の最低契約時間である30時間/月を、20時間/月まで短くした小ロットサービスで、最低契約時間を短くすることで販売価格を安価に設定している。

 業績見通し(2023年8月期・個別、会社発表)は売上高を4176百万円(前期比25.1%増)とし、営業利益は2百万円の損失(前期は162百万円の損失)当期純利益は3百万円の黒字(前年同期は145百万円の損失)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■SNSが変えた2024年選挙、デジタル時代の政治コミュニケーション  2024年は「選挙イヤー」…
  2. ■今年の漢字『変』、二年連続でトップ  帝国データバンクの調査の結果、2024年の漢字として選ばれ…
  3. ■リサイクル素材使用、サステナビリティにも配慮した機能性リュック  青山商事<8219>(東証プラ…
2025年1月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■治療薬から除雪機器まで、冬季関連企業に注目  今週の当コラムは、個人投資家が対処しやすいインフル…
  2. どう見るこの相場
    ■インフルエンザ・大雪・トランプ…投資家は今、何をすべきか  『今、そこにある危機(Clear a…
  3.  2024年後半相場では、生成AI(人工知能)関連株が高値波乱に見舞われた際、その隙間を埋める役割を…
  4.  2024年後半相場では、生成AI(人工知能)関連株が高値波乱に見舞われた際、その隙間を埋める役割を…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る