INPEXが続伸スタート、NY原油一時90ドルに迫ると伝えられ再び連動性を発揮

■底流にはPBR1倍超に向けた資産効率向上策への期待が

 INPEX<1605>(東証プライム)は10月19日、続伸基調で始まり、取引開始後は2254.0円(35.0円高)まで上げ、9月につけた2008年以来の高値2368.5円に向けて出直りを継続している。NY原油相場が再び上げ、「一時90ドル迫る、地政学リスク懸念」(日経速報ニュース10月19日朝)と伝えられ、連動性を発揮している。昨18日は原油相場が軟調だったにもかかわらず値上がりしており、原油相場の傾向的な値上がりを想定する資金が流入しているとの見方が出ている。

 また、米テキサス州でのグリーン水素事に期待する様子もある。株価はいぜんPBR(株価純資産倍率)0.5倍未満のため、株価堅調の底流には、PBR1倍超に向けた資産効率向上策への期待がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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