ANAPは「所得減税」も追い風の見方で3日連続ストップ高、「ワーナー・ブラザース100周年」コラボアイテムも期待

材料でみる株価

■中東情勢などの影響が相対的に軽微、赤字決算後の下げを大きく奪回

 ANAP<3189>(東証スタンダード)は10月20日、一段高となり、29%高の356円(80円高)まで上げて3日連続ストップ高となり、年初来の高値369円(2023年2月6日)に迫る相場となった。引き続き、16日に発表した「ワーナー・ブラザース100周年記念コラボアイテム販売開始」などが買い材料視されており、政府が10月末をメドにまとめる経済対策に期限付の所得税減税を盛り込む方針を強めていることも追い風との見方が出ている。

 「原宿」系のティーンズレディスファッションが主体のため、中東情勢や米金利上昇など、相場を取り巻く外部環境の影響が相対的に軽微な銘柄としても注目余地があるようだ。株価は13日に発表した8月決算の赤字拡大を受けて大きく下押したが、19日は発表前の水準を上回り、20日はさらに一段高となった。このため、常識を越える強い相場なのか、大団円が近いのか、相場観が分かれる様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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