日本マニュファクチャリングSは「派遣法」成立後など展望し急反発

銘柄

 日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS・売買単位100株)は後場一段強含んで11%高の790円(78円高)まで上げ、昨日の一時700円割れから急反発となっている。製造業向け人材派遣などの大手で、類似銘柄のテンプホールディングス<2181>(東1)などと同一歩調で8月中旬の高値から調整基調になっているが、9日、派遣法の改正案が参院で可決し明日にも衆院で成立の見通しになったため、投資家心理としてこれまでの諸要因が出尽す期待が強まったとの見方がある。

 業績は好調で、8月上旬に業績予想を増額修正。株価はストップ高を交えて2週間足らずの間にて600円台から1200円台まで急伸した。その後の株価を抑えてきた諸要因が出尽すとすれば、再び好業績を映し出す相場が復活する可能性があり期待が強まっている。

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