【株式市場】前場の日経平均は644円安、NY株の大幅安など影響するが朝方を安値に持ち直す

◆日経平均は4万134円97銭(664円63銭安)、TOPIXは2907.52ポイント(41.13ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億9597万株

 8月4日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株式が雇用統計の悪化などを受けて全体に大幅安となったことや為替の円高が影響し、日経平均は先物先行型で大きく下押す相場となり、取引開始後まもなく949円安(3万9850円)まで急落した。ただ、前週末に四半期決算を発表した山崎製パン<2212>(東証プライム)や任天堂<7974>(東証プライム)、コカ・コーラBtHD<2579>(東証プライム)などは高く、半導体関連株もソシオネクスト<6526>(東証プライム)などは高いなどで、日経平均は徐々に持ち直して推移した。原発再稼働期待の北海道電力<9509>(東証プライム)も高い。

 良品計画<7453>(東証プライム)が高値を更新し円高など好感の様子。わかもと製薬<4512>(東証スタンダード)は自社開発の眼科薬の中国での認可が好感されて急伸。コラボス<3908>(東証グロース)は業績予想の増額など好感され急伸しストップ高。DELY<299A>(東証グロース)も四半期決算が好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億9597万株、売買代金は2兆4056億円。プライム上場1623銘柄のうち、値上がり銘柄数は384銘柄、値下がり銘柄数は1186銘柄。

 東証33業種別指数は5業種が値上がりし、その他製品、空運、不動産、陸運、精密機器、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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