【株式市場】SQは180円安だが日経平均は次第に戻し好決算銘柄など活況高

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万8289円68銭(9円94銭安)、TOPIXは1481.54ポイント(2.02ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億1320万株

チャート4 11日前場の東京株式市場は、各銘柄の始値を集めて算出する先物とオプションの清算値(SQ)が概算で1万8119円(10日の日経平均終値比180円安)と伝えられたが、これに目鼻がついた後の日経平均は徐々に戻し、結局、朝方の175円27銭安(1万8124円35銭)を下値に持ち直した。前引けは9円94銭安(1万8289円68銭)だった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 朝の取引開始前に7月決算を発表したティー・ワイ・オー<4358>(東1)が全体相場に逆行高の2%高まで上げる場面を見せたほか、サイバーエージェント<4751>(東1)は週前半に目標株価の引き下げが伝えられたが好業績への期待が強く出直りを強め、テラスカイ<3915>(東マ)は日本郵政のシステム受託実績あり大型システム投資への期待などから連日急伸。アスカネット<2438>(東マ)は新製品開発などが言われて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は18億1320万株、売買代金は2兆3369億円。1部上場1897柄のうち、値上がり銘柄数は1274銘柄、値下がり銘柄数は535銘柄となっている。

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