大阪ガスグループのオージス総研がAI採点システムを開発、小学生向け教育サービスに提供

■記述式思考力問題に対して客観的で一貫性を持った添削が可能に

 大阪ガス<9532>(東証プライム)グループでITソリューションプロバイダーのオージス総研は21日、自然言語モデルを用いたAI採点システムを開発し、株式会社Relicが運営する小学生向け教育webアプリ「カンガエMAX。」に提供したと発表した。このシステムは、記述式思考力問題に対して採点者のスキルや判断によらない客観的で一貫性を持つ定量的な採点を実現するものである。

■言語を操る能力を育成する教育webアプリ「カンガエMAX。」に導入

 「カンガエMAX。」は、言語を操る能力を育成して論理性を伸ばすことに特化した教材で、料金は月額1,980円~4,950円(税込み)の3プランを提供する。週に1回30分学習に取り組み、“言語で考える力”を伸ばすことを目指す。また、保護者が子どもの思考を導くスタイルを取り入れており、その導き方を示した指導案を用意している。

 AI採点システムは、深層学習・機械学習を用いて解答文をその問題の「設問文」、「採点基準」とセットで学習させることで、記述問題に対する採点を行う。採点処理のフローは、テキスト変換AIモデルによってひらがな表記を漢字に変換し、自動採点AIモデルに採点させ、得点とフィードバック内容を形成しユーザーに返却するというものである。オージス総研では、AI関連技術への取り組みを強化しており、AIを活用したソリューションの研究・開発を推進している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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