青山商事が出直り強める、上期の業績好調に加え最近の天気は冬物販売に追い風の見方

■下期の既存店予想を従来の110%から104%に下げたが上振れ期待

 青山商事<8219>(東証プライム)は11月23日、再び出直りを強める相場となり、5%高の1558円(77円高)まで上げた後も1540円前後で推移し、11月10日に四半期決算などを発表して以降の高値に進んでいる。同日に通期利益予想の増額修正を発表するなどで業績が好調な上、このところの気温が全国的に寒暖差の大きい日が続き、冬物の売れ行きに追い風の天候になってきたとの見方が出ている。

 第2四半期の連結業績(2023年4~9月・累計)は売上高、各利益とも5月に開示した従来予想を大きく上回った。今期・2024年3月期の連結業績予想のうち各利益の予想を増額修正した一方、売上高の予想は1.3%下方修正した。青山商事(株)ビジネスウェア事業の既存店売上高の下期の見通しを従来の110%から104%に引き下げたが、このところの天候を見て上振れ期待を強める様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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