マーチャント・バンカーズが事業用賃貸マンションを取得、年間家賃収入9.7億円体制となり、目標の「10億円」まであと1~2物件程度に

マーチャント・バンカーズ

■年10億円の安定的収益基盤を構築した上で成長分野に投資

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は12月4日午後、事業用賃貸マンションの取得を発表した。埼玉県川口市の賃貸マンションで、取得価格は270百万円(税込)、取得日は2023年11月30日。中長期的に保有する方針であり、年間19百万円程度の安定的収入とネット利回り6.0%程度が見込める。

 同社では、年間家賃収入10億円の確保を目標に、強固な安定的収益基盤を構築した上で成長性の見込まれる分野への投資に取組む計画を進めている。今回の取得により、年間19百万円程度を売上げに計上するとともに、年間11百万円程度、親会社株主に帰属する当期純利益が増加する見通しになった。

 今回の物件取得により、保有物件数は27物件、取得価額の合計は138億円程度となる。年間家賃収入は、9.7億円体制となり、あと4億円程度(1~2物件程度)の取得により、目標として掲げている年間収入10億円体制を達成する。

 2024年10月期第1四半期(23年11月1日から24年1月31日まで)に年間家賃収入10億円体制を確保するよう、購入候補物件の精査並びに金融機関との協議を進めている。

 速やかに年間家賃収入10億円体制を確保し、さらに、物件売却による利益の確保により、財務体質を強化しながら、物件の取得を進めてまいり、安定的収益基盤を強化していく。投資会社として、強固な安定的収益基盤をベースに、EV(電気自動車)や再生エネルギーをはじめ、積極的に、今後の成長性の見込まれる分野への投資に取り組み、投資家の皆様に夢を持って頂ける企業体を志していくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る