【新規上場(IPO)銘柄】日本ホスピスは20年12月期に6施設開設を予定、下押す場面は買い妙味膨らむ

株式市場 IPO 鐘

日本ホスピスホールディングス<7061>(東マ)は、本年3月28日に東京証券取引所マザーズに上場。同社グループは、「すべては笑顔のために」というコーポレートスローガンを掲げ、在宅での看取りを前提とした、在宅ホスピスの事業を推進している。

 訪問看護事業では、看護師による訪問看護サービスを提供している。在宅医と協力して患者やその家族の希望に添い、安心し「おうち」で暮らし続けられる支援をしている。

 在宅介護事業では、訪問看護と併設することで医療的ケアに対応し、訪問看護、通所介護、看護小規模多機能型居宅介護(カンタキ)等を組み合わせてケアを提供している。

 今2019年12月期第2四半期では、「ファミリー・ホスピス東林間ハウス(神奈川県相模原市)」を新規開設。名古屋市を中心とした中部地区に6施設、東京都及び神奈川県に7施設、合計で13ホスピス施設の体制となっている。

 今19年12月期第2四半期業績実績は、売上高19億4700万円、営業利益1億8300万円、経常利益1億2500万円、純利益1億0500万円に着地。、2019年4月に「ファミリー・ホスピス東林間ハウス(神奈川県相模原市)」を新規に開設。開設に係る初期費用が売上に先行して発生したほか、第2四半期に見込んでいた設計料売上の計上時期が、第3四半期以降に変更となり、第2四半期実績は計画に対し、売上高は2.6%減、営業利益は13.9%下振れとなった。

 今19年12月期業績予想は、売上高42億5100万円(前期比41.0%増)、営業利益5億1500万円(同39.3%増)、経常利益4億0700万円(同43.1%増)、純利益3億1200万円(同41.5%増)を見込む。第2四半期における計画の下振れ要因の大半は、売上計上時期の変更によるもので、通期予想は据え置いている。年間配当予想は、無配を予定している。

 株価は、5月22日につけた上場来高値3380円から6月24日安値1995円まで調整を挟んで8月13日高値2919円と上昇。8月19日安値2135円と売り直されて下値を確認した感がある。20年12月期に6施設、21年12月期に8施設の開設を計画しているが、ファミリー・ホスピス東林間ハウスが好調な立ち上がりを見せており、高い成長が続くと予想する。2200円前後まで下押す場面があれば、買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■大阪・関西万博で下りスループット約24%改善、首都圏施設で運用開始  ソフトバンク<9434>(…
  2. ■激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは  CEメディアハウスは1月27日、ニューズウィーク日本版…
  3. ■TOB80社、MBO32社と高水準を維持  東京商工リサーチは1月20日、2025年に上場廃止を…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る