日本郵政が後場一段高、手紙・ハガキ値上げと伝えられ好感、ただ株価の値上がり率は料金の値上げ率に届かず

日本郵政グループ 3社

■手紙(25グラム以下)は84円から110円に31%値上げと伝わる

 日本郵政<6178>(東証プライム)は12月18日、前引けにかけて小高くなり、後場は一段と強含んで13時過ぎに4%高の1298.0円(55円高)まで上げて反発幅を広げている、「郵便、手紙とはがきを値上げの方針、実施なら30年ぶり、総務省」(NHKニュースEWB12月18日昼12時06分)と伝えられ、買い材料視されている。ただ、株価の値上がり率は料金の値上げ率に追いついていない。年賀状の出し手は一段と減少するとの見方が出ている。

 報道によると、「総務省は、手紙とはがきの値上げを行う方針を示し、審議会での議論が始まりました。方針案では手紙は84円から110円(注:値上げ率30.9%)となり、実施されれば30年ぶりの値上げ」(同)になる。同様に、50グラム以下の手紙は94円から110円に(値上げ率17.0%)、はがきは63円を85円にそれぞれ値上げする方針。レターパックや速達なども値上げを検討するという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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