東洋エンジニアリングが高値に急接近、事業戦略資料を開示し注目強まる

■CO2を資源として利用「合成燃料」などに期待、業績は好調

 東洋エンジニアリング<6330>(東証プライム)は12月25日、後場も一段と出直る相場になり、後場寄り後は9%高の806円(67円高)まで上げて昨年来の高値807円(2023年12月12日)に急接近。上値を指向している。前取引日の22日、事業戦略説明会(12月14日開催分)の資料を同社ホームページに掲載し、改めて注目し直されている。CO2を資源として利用する「合成燃料」への取組などに注目度が高いようだ。

 業績は好調で、12月中旬発売の「会社四季報」(東洋経済新報社)最新号では、並みの高業績銘柄には用いない最上級の用語とされる「大幅増額」を用いている。株価水準はまだPBR(株価純資産倍率)1倍未満のため、このところ開示する企業が増えている「資本コストや株価を意識した経営(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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