アクリートがストップ高買い気配、合弁先が米ミサイル防衛局(MDA)の大型契約を獲得

■量子耐性セキュリティ「Isidore Quantum」、米国家防衛で採用

 アクリート<4395>(東証グロース)は12月9日、合弁先である米Forward Edge-AI社が米ミサイル防衛局(MDA)の上限1,510億米ドルの大型契約「SHIELD」で主導企業に選定されたと発表した。同契約は全米防衛ネットワーク構想「Golden Dome」の中核を担う国家プロジェクトで、主力製品「Isidore Quantum」の実戦レベルの成熟度が評価された。

 同製品は、既存システムに後付け可能な量子耐性サイバーセキュリティ基盤で、FIPS140―3認証を取得し、米軍などで30件の実証を完了している。アクリートは、同社と設立準備を進めるForward Edge―AI Japanを通じ、日本の防衛、インフラ、金融分野向けに国内総代理展開を進め、2025年12月のポスト量子移行期限に向けた需要を取り込むとしている。

■ストップ高買い気配、量子耐性関連を材料視

 株価は前日終値893円に対し、値幅上限の1043円までストップ高買い気配となっている。合弁先の米Forward Edge―AI社が米ミサイル防衛局の大型契約で主導企業に選定されたとの発表が刺激材料。量子耐性サイバーセキュリティ分野への期待が急速に高まり、短期資金が集中した。時価総額は約78億円と小さく、需給主導で上昇が加速しやすい構造にある。PERは約23倍と割高感も意識されるが、テーマ性の強さが当面の株価を支える展開となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  2. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  3. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  4. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…
  5. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  6. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る