ブイ・テクノロジーが再び一段高、半導体関連株としての注目強く戻り高値を更新

■業界最高速のシリコンウェーハ欠陥検査装置への期待が再燃

 ブイ・テクノロジー<7717>(東証プライム)は12月27日、再び一段高となり、取引開始後は8%高の2808円(210円高)まで上げて戻り高値を更新し、約7か月ぶりに2800円台を回復している。12月11日に「シリコンウェーハの製造歩留まりを飛躍的に改善する業界最高速の結晶欠陥検査装置の出荷を開始」と発表し、翌日の株価は136円高と大きく反応。以後、戻り高値に進む相場となっており、27日は米国の半導体株高、半導体株指数の3日続伸などを受け、半導体関連株として買いが再燃している。

「シリコンウェーハの製造歩留まりを飛躍的に改善する検査装置」は、グループ会社であるナノシステムソリューションズ株式会社(沖縄県うるま市)が開発し、光イメージング技術を用いた独自の結晶検査光学系の開発に成功し、インラインの生産装置として業界最高速のスループットである毎時133枚での検査を実現した。ブイ・テクノロジーを半導体関連株として位置づけることとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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