アイ・ピー・エス、フィリピン国内海底ケーブルシステムを完成させ収益計上へ

ビジネス

■フィリピンのCATV事業者に回線提供

 アイ・ピー・エス<4390>(IPS)(東証プライム)は28日、フィリピン国内海底ケーブルシステム(PDSCN)の完成と、その回線の提供による収益計上について発表した。PDSCNは、ルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島を結ぶ約2500kmの回線で、IPSの連結子会社のInfiniVAN,Inc.がフィリピンのCATV事業者にIRU契約で提供する。

■提供価格は連結売上高の10%に相当

 提供価格は非公表だが、IPSの2023年3月期の連結売上高の10%に相当する額付近となる。この収益は、2024年3月期第4四半期に計上される。PDSCNの完成により、IPSは2024年3月期の連結業績予想に含まれる収益の計上が可能になったという。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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