北日本紡績が25%高、能登半島地震の復興関連株として注目強まる

■リサイクル事業も行うため連想買いも強いとの見方、為替差益も

 北日本紡績<3409>(東証スタンダード)は1月9日、時間とともに上げ幅を広げて午前11時前には25%高の133円(27円高)と急伸し、約3か月ぶりに130円台を回復している。本社が石川県で、松任工場で産業資材・衣料用紡績糸などを生産するため、能登半島地震の復興関連株として注目されている。廃プラスチック材のリサイクル事業も行っているため、連想買いの入る余地が大との見方もある。

 業績は回復傾向で、今期・2024年3月期の連結業績予想は、連結決算を開始した21年3月期以降で初の完全黒字化の見込みとしている。第2四半期決算では、主として米ドル預金にかかわる為替差益により予想を上回る業績となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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