【株式市場】前場の日経平均は86円高、NYダウ最高値など好感され一時222円高

◆日経平均は3万6113円83銭(86円89銭高)、TOPIXは2531.03ポイント(1.55ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億7735万株

 1月30日(火)前場の東京株式市場は、NYダウとS&P500種の最高値更新などをうけてソニーG<6758>(東証プライム)やダイキン<6367>(東証プライム)などが続伸基調となり、三菱重<7011>(東証プライム)は米防衛大手との連携など再燃とされて最高値を更新。川崎汽船<9107>(東証プライム)などの海運株も高い。自動車株は円高が逆風にもかかわらず全般に底堅く、損保株も高い。日経平均は169円高で始まり、午前9時40分にかけて222円09銭高(3万6249円03銭)まで上げた。その後はダレ模様に転じたが前引けも堅調で2日続伸歩調となった。

 ディスコ<6146>(東証プライム)がプライム銘柄の値上がり「幅」1位となり中国の証券会社が注目とされ華僑資金流入の期待。東光高岳<6617>(東証プライム)やSREホールディングス<2980>(東証プライム)は業績予想の増額、四半期決算の大幅増益など好感され活況高。DNAチップ研究所<2397>(東証スタンダード)は「肺がんコンパクトパネル」に関する発表が材料視され急伸。QPS研究所<5595>(東証グロース)は決算説明動画の公開など受け黒字化期待が再燃とされ上場来の高値を連日更新。

 東証プライム市場の出来高概算は6億7735万株、売買代金は1兆8824億円。プライム上場1658銘柄のうち、値上がり銘柄数は590銘柄、値下がり銘柄数は1011銘柄。

 東証33業種別指数は13業種が値上がりし、海運、その他製品、保険、機械、不動産、電気機器、精密機器、化学、ゴム製品、金属製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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