【銘柄フラッシュ】しまむらやPCネットが急伸し鹿児島銀行と肥後銀行も高い

銘柄

24日は、首相がGDP(国内総生産)600兆円を目標として経済最優先の政策を行うと伝えられたが、中国景気に対する不透明感などが拭えず、日経平均の反応は限定的で498円38円安(1万7571円83銭)の安値引け。中で、しまむら<8227>(東1)は9月28日の四半期決算発表などに期待再燃とされて8.7%高戻り高値に進み、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)は消費者とのあらゆるパイプを活用する通販サイト「omni7(オムニセブン)」開始との発表などが好感されて2.5%高と戻り高値を更新し逆行高など、内需株や小売り株の一角に強い銘柄が目立った。

鹿児島銀行<8390>(東1)肥後銀行<8394>(東1)は10月1日に統合持株会社が上場することなどが言われて両銘柄とも9%高となり年初来の高値。日本調剤<3341>(東1)は16日の業績予想の増額発表などが好感されて9.1%高となり、クスリのアオキ<3398>(東1)は17日発表の四半期決算などが引き続き好感されて6.8%高と続伸し戻り高値。オーミケンシ<3111>(東2)は株価2ケタの手軽さに加え、木材から食品素材を作る技術などが言われて6.4%高と急伸。価値開発<3010>(東2)も株価2ケタでベストウェスタンブランドのホテル好調との見方があり5.4%高。

パシフィックネット(PCネット)<3021>(東マ)はスマートフォン、タブレット端末の中古機市場の拡大などが言われて14.8%ストップ高。トランスジェニック<2342>(東マ)も特許発表などが好感されて14.7%ストップ高。シダー<2435>(JQS)は業績回復幅拡大期待などで37.0%ストップ高。ネクストウェア<4814>(JQS)は防災通報システムなどが注目されて16.2%高の急伸となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る