7日新規上場のSOLIZEは買い気配のまま開価格1470円の25%高(午前10時前)

株式市場 IPO 鐘

■3D技術で生産プロセス改善など実現、JAXAの宇宙開発でも試作

 2月7日新規上場となったSOLIZE<5871>(東証スタンダード)は買い気配を上げ、午前10時にかけても気配値のまま1840円(公開価格1470円の25%高)で買い先行となっている。まだ初値はついていない。

 3D技術などのデジタルテクノロジーを活用しデジタルものづくりを革新する、グローバルな製品開発のエンジニアリングパートナー企業で、同社と海外子会社3社で企業グループを構成している。

 3Dプリンター技術による生産プロセス改善、少量生産への対応などで先行し、JAXA(宇宙航空研究開発機構)からは離着陸時の騒音軽減を目的とした複数パターンのノズル試作の実績がある。主要顧客はホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)をはじめとする自動車業界を中心とした製造業。設立は1990年7月。

 業績見通し(2023年12月期・連結、会社発表)は、売上高を198億18百万円(前期比11.2%増)の見込みとし、営業利益は8億67百万円(同27.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億3百万円(同6.4%増)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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