【株式市場】前場の日経平均は245円高、バブル後の高値を更新、TOPIXは前引けにかけ小安い

◆日経平均は3万7948円35銭(245円03銭高)、TOPIXは2581.90ポイント(2.69ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は10億2447万株

 2月15日(木)前場の東京株式市場は、NY株式市場で半導体株が再び活況高となったことなどを受け、アドバンテ<6857>(東証プライム)や東京エレク<8035>(東証プライム)が連日最高値を更新など半導体関連株の強さが目立ち、12月決算好調で自社株買いも発表した山崎パン<2212>(東証プライム)、新造船事業から撤退の住友重機<6302>(東証プライム)なども活況高となった。5期連続赤字で配当を見送った楽天G<4755>(東証プライム)は今期の売り上げ拡大期待などで急反発。日経平均は314円高で始まり、午前9時半にかけて424円53銭高(3万8127円85銭)まで上げ、2日ぶりにバブル相場後の高値を更新し1990年1月以来の水準まで上伸。その後はダレ模様になったが前引けも上げ幅200円台を保ち反発基調となった。一方、TOPIXは小安くなった。

 三井海洋開発<6269>(東証プライム)がストップ高となって4年ぶりの高値に進み12月決算と今期予想、3期ぶりの復配など好感され、ミツバ<7280>(東証プライム)は業績・配当予想の大幅増額修正が好感されストップ高。ペッパーフードサービス<3053>(東証スタンダード)は12月決算の赤字縮小など好感されストップ高。ジーエヌアイグループ<2160>(東証グロース)も12月決算が好感されストップ高。ヌーラボ<5033>(東証グロース)は第3四半期決算が好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は10億2447万株、売買代金は2兆8664億円。プライム上場1657銘柄のうち、値上がり銘柄数は414銘柄、値下がり銘柄数は1203銘柄。

 東証33業種別指数は10業種が値上がりし、保険、石油石炭、機械、化学、ゴム製品、不動産、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る