【株式市場】前場の日経平均は347円高、一時707円高まで上げ最高値に迫る

◆日経平均は3万8505円89銭(347円95銭高)、TOPIXは2624.53ポイント(32.68ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は増加し11億6136万株

 2月16日(金)前場の東京株式市場は、NY株の大幅続伸などを受けてトヨタ<7203>(東証プライム)や三菱商事<8058>(東証プライム)などが一段高となり、第一生命HD<8750>(東証プライム)なども高値を更新。米半導体株指数は安かったが東京エレク<8035>(東証プライム)やアドバンテ<6857>(東証プライム)などの半導体関連株も一段高で始まった。日経平均は午前10時に707円12銭高(3万8865円06銭)まで上げ、日経平均の過去最高値3万8915円87銭(1989年の大納会)に51円まで迫ったが、ほどなくアドバンテや東京エレクが急激に値を消し始め、日経平均も上げ幅を縮めながら一進一退に転じた。ただ、前引けも3万8500円台を保ち大幅続伸伸基調となった。

 原油高を映して出光興産<5019>(東証プライム)などが活況高。セグエグループ<3968>(東証プライム)は計画を大幅に超過する決算などで3日連続ストップ高。大幸薬品<4574>(東証プライム)は赤字急減など好感され急出直り。京阪神ビルディング<8818>(東証プライム)は投資事業会社による保有が思惑視され急伸。ペッパーフードサービス<3053>(東証スタンダード)は今期一部黒字化予想などで2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は増加し11億6136万株、売買代金は3兆7151億円。プライム上場1657銘柄のうち、値上がり銘柄数は1418銘柄、値下がり銘柄数は213銘柄。

 東証33業種別指数は金属製品を除く32業種が値上がりし、石油石炭、鉱業、保険、不動産、サービス、卸売り、銀行、ゴム製品、電力ガス、医薬品、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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