シナネンHD、子会社のシナネンは家庭向け太陽光設備等のメンテナンス工事の品質向上、協力会社同士のネットワークを強化

■4月1日に「シナネン次世代エネルギーメンテナンスパートナー会」を発足

 シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)の子会社で、エネルギーソリューションを提供するシナネンは、家庭用の太陽光パネルおよび蓄電池のメンテナンス等を実施しており、4月1日に「シナネン次世代エネルギーメンテナンスパートナー会」を発足すると発表した。シナネンのパートナーである工事協力会社の工事の品質向上と協力会社同士のネットワーク強化を目指す。

 シナネンでは、全国各地の工事協力会社を通じて、家庭用太陽光パネルおよび家庭用蓄電池のメンテナンスや、これらに付帯する電気工事を実施している。今回発足する「シナネン次世代エネルギーメンテナンスパートナー会」には、全国から42社の工事協力会社が加入。今後は、加盟した工事協力会社向けに、工事の品質向上と協力会社同士のネットワーク強化を目指して、様々なサポートを実施する。

 一例として、第二種電気工事士受験講習会や職長・安全衛生責任者教育研修、ビジネスマナー演習等の実施によって、工事の質向上や事故の防止を目指す。さらに、各地域の工事の情報取得や新規案件の相互提供ができる意見交換会を開催し、協力会社同士のネットワークの強化を図る。このような取り組みの実施により、全国各地で質の高いメンテナンス工事の体制を強化し、家庭における再生可能エネルギーの継続利用に寄与することで、シナネンと協力会社が一体となって脱炭素社会の実現に貢献するとしている。

 2月27日には、発足会を開催。メンテナンスパートナー会会長 フロンティアサポート株式会社 代表取締役社長 岩見満輝氏、シナネン株式会社 代表取締役社長 清水直樹氏、シナネン株式会社 専務取締役 渡邉雅夫氏、その他工事協力会社29社が参加した。

 シナネンが提携する協力会社のネットワークは全国42社に広がっており、北海道から沖縄県までどのエリアの家庭でも、太陽光パネルや蓄電池などのメンテナンスについての工事対応が可能である。

 今後は、「シナネン次世代エネルギーメンテナンスパートナー会」の取り組みを通じて、協力会社とともに全国各地で質の高い工事を実施可能な体制を一層強化していくことで、家庭における再生可能エネルギーの継続利用に寄与し、脱炭素社会の実現に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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