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エクセディ、消防用ドローンの放水デモを一般公開、はしご車を超える80m放水も可能
- 2025/8/21 12:21
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■全国消防救助技術大会で4回の実演、一般来場者も見学可能
エクセディ<7278>(東証プライム)は8月21日、同グループ会社の株式会社WorldLink&Companyが導入を推進している消防用ドローン「Cesur―Ⅲ(シーザー3)」の放水デモンストレーションを、8月30日に兵庫県立広域防災センターで開催される「第53回全国消防救助技術大会」で一般公開すると発表した。同大会は一般財団法人全国消防協会が主催するもので、来場者は瓦礫訓練施設にて実際の飛行と放水の様子を見学できる。デモは1日4回実施され、無料で参加可能となっている。
Cesur―Ⅲは、エクセディが出資するトルコのBaibars Mechatronics社が開発した消防専用ドローンである。山林火災や高層ビル火災など従来の消火活動が困難な現場での活躍が期待され、最大80メートルからの放水、GPS誘導による安定飛行、最大放水圧2.5MPaといった性能を備える。さらにホース径はアダプターで日本規格にも対応でき、実用性の高さを持つ。機体は重量35kg、最大離陸重量115kgで、約15分間の放水が可能とされる。
販売代理店はSkyLink Japan(WorldLink&Company)で、日本市場における導入支援を担う。エクセディとSkyLink Japanは、消防関係者の意見を反映しながら発売に向けて準備を進め、安全で迅速な消防活動の実現に寄与するとしている。エクセディは今後も社会の安心・安全を支える製品開発を強化していく方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)