Fast Fitness Japanがストップ高買い気配、業績予想を上方修正、新指標導入と増配も発表

■株主還元強化へ

 エニタイム・フィットネスを運営するFast Fitness Japan<7092>(東証プライム)は3月12日、ストップ高買い気配となっている。同社は3月11日、2024年3月期の通期連結業績予想を上方修正し、配当方針の変更及び配当予想の増配を発表。売上高は前回予想を上回り、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も増加する見通しである。

 この修正は、全国規模のプロモーション活動の成功と会員数の増加、店舗運営の効率化とコストコントロールの成果によるもの。また、配当方針に関しては、内部留保の充実と事業拡大、効率化のための投資を重視しつつ、株主還元を目指す新方針を採用し、配当性向とDOE(連結株主資本配当率)を新たな指標として導入する。年間配当金については従来予想の25円から40円に引き上げる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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