免疫生物研究所が急騰、遺伝子組換えカイコで生産した「ヒト型コラーゲン I」をOEM提供

銘柄フラッシュ

■303 Pharmaとの契約による業績向上に期待

 免疫生物研究所<4570>(東証グロース)は3月15日、93円高(17.78%高)の616円まで上げて急騰している。。同社は3月14日、イタリアの企業303 Pharma Srlとの間でOEM契約を締結したと発表。この契約により、同社が遺伝子組換えカイコで生産する「ヒト型コラーゲン I」が、303 Pharmaの製品として提供されることになる。同社は、これまで国内外で安心・安全な化粧品原料として「ヒト型コラーゲン I」の普及に努めてきたが、化粧品分野以外での製品開発のニーズが増加している中、同OEM契約を締結するに至った。

 303 Pharmaは、コラーゲン原料に関する知識と販売経験を有するイタリアの企業であり、製薬メーカーや医療機関、アカデミアとのネットワークを通じて、ヒト型コラーゲン原料を含む製品の開発を推進している。同社は、この契約が中長期的に業績及び企業価値向上に資すると考えており、重要な影響が明らかになった場合は、速やかに情報を開示する予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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