ASIAN STARが急伸、「中国の不動産問題『深刻でない』と外資に訴え」との報道に急反応

■中国政府が外資企業に対中投資を呼びかけたと伝えられ同社株に注目

 ASIAN STAR<8946>(東証スタンダード)は3月25日、一段高となり、一時25%高の115円(23円高)まで上げて約6か月ぶりの115円台に進んでいる。中国で不動産事業を展開し、中国政府が世界大手企業80社以上のトップを招いて24日に開催した国際会議で、「中国首相、不動産問題『深刻でない』外資に訴え」(日本経済新聞3月25日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されたとみられている。

 報道によると、「中国政府は24日、北京市で世界大手企業80社以上のトップを招く国際会議を開いた。李強(リー・チャン)首相は不動産や地方債務の問題について『一部の人が想像するほど深刻ではない』と主張し、外資企業に対中投資を呼びかけた」。中国の不動産業界を巡る実情は、一般投資家にとっては判断材料が不足しており、不確定な面が多い世界だが、株式市場には中国にとどまらずロシアや北朝鮮など、各々の実情に通じた資金が流入しているとされるため、株価の値動きそのものがある程度参考になるとの見方もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る