モロゾフは上場来高値に向け再び出直り強める、新工場建設と1月期末配当など好感

■新工場は船橋工場に併設する倉庫を解体し新設

 モロゾフ<2217>(東証プライム)は3月25日、再び出直りを強める相場となり、前場は4330円(65円高)まで上げて約1か月前につけた実質的な上場来高値4475円に向けて上げ潮となっている。3月22日に新工場建設と2024年1月期の期末配当について発表し、買い材料視されている。

 発表によると、新工場は、焼菓子拡大に向けた生産体制再構築を目的として、生産の効率化を図るとともに生産能力を増強するため、船橋工場に併設している船橋自動ラック倉庫を解体し、跡地に新工場棟を建設する。建物は鉄骨4階建て、延床面積7655平方メートル。着工予定は2025年3月、稼働予定は26年3月~8月(ラインによって順次稼働)。

 また、24年1月期の期末配当は1株当たり98円(前年同期比33円の増配)の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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