マルハニチロと紀文食品が資本業務提携契約を締結、両社の強みを活かした事業展開へ

■両社共同で新製品開発による新市場の創出等も検討

 マルハニチロ<1333>(東証プライム)は3月25日、紀文食品<2933>(東証プライム)と資本業務提携契約を締結し、紀文食品の株式を取得することを決議したと発表。この提携は、両社の「食」に関する事業拡大と顧客価値の向上を目的としている。

 具体的には、国内外での製品開発、製造、販売の協業、新市場の創出、物流効率化、コスト削減などを検討。また、両社共同でも新製品開発による新市場の創出等も検討し、顧客価値の向上と両社の企業価値の向上を目指していく。

 資本提携により、マルハニチロは紀文食品の普通株式226万1200株を取得し、発行済株式総数の9.90%を保有することになる。取引は東京証券取引所の立会外取引で行われ、株式受渡日は2024年3月27日である。同提携による2024年3月期の業績への影響は軽微であるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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