LAホールディングスが上値を指向、「純資産の30%に相当する額以上」の販売用不動産の取得に注目集まる

■2か月前につけた「ホールディングス」上場来の高値に迫る

 LAホールディングス<2986>(東証グロース)は4月2日、反発基調で始まり、5200円(180円高)まで上げて「ホールディングス」として上場した2020年以降の最高値5270円(2024年2月9日)に向けて上値を指向している。1日の15時に「子会社による販売用不動産の取得に関するお知らせ」を発表。今12月期も連続最高益を更新する見込みの高業績への期待が改めて強まる様子になった。

 取得した不動産は、東京都中央区の土地・建物(土地面積258.31平方メートル、延床面積2,405.86平方メートル)。引渡日:は2024年4月下旬(予定)。取得価格などについては、売買契約に沿って開示を控えるとしたが、「取得価格は、当社の直前連結会計年度(2023年12月期)における純資産(152億12百万円)の30%に相当する額以上」になるとした。大型の案件になり、この用地を活用したプロジェクトの業績寄与度の大きさに注目が集まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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