有沢製作所がストップ高、配当方針を「DOE6%または総還元性向80%以上の」とし期待強まる

■自社株買いも柔軟に対応、次期中期経営計画に期待

 有沢製作所<5208>(東証プライム)は4月11日、急伸相場となり、ストップ高の1445円(300円高、26%高)で始値をつけた後もストップ高近辺で売買され、一気に2006年以来の高値に進んでいる。10日の夕方に「資本政策の基本方針と株主還元方針の変更」などを発表し、「株主資本配当率(DOE)6%」または「総還元性向80%以上」のいずれか大きい金額を株主還元とする配当方針を今期・2025年3月期より導入するとし、好感買いが集中した。

 また、発表では、「重要な経営目標である「投下資本利益率(ROIC)6%以上を達成する」は道半ばであり、次期『(仮)中期経営計画2025~2029年度』に達成できるよう準備を進めているとした。自社株買い(自己株式の取得)についても、資金需要や財務状況等を総合的に勘案したうえで柔軟に対応していくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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