11日新規上場のハンモックは2160円(公開価格の5%高)で初値をつけ、その後13%高まで上げて好発進

株式市場 IPO 鐘

■セキュリティ対策やセールスDX、AIデータエントリーなどの各ソリューションを提供

 4月11日に新規上場となったハンモック<173A>(東証グロース)は、朝の取引開始後に2160円(公開価格2060円の5%高)で初値をつけ、その後2331円(同13%高)まで上げて堅調に売買されている。

 「ハンモックでくつろげるような快適なシステムを組織で働くすべての人々に提供したい」という考えのもと、IT資産管理やセキュリティ対策等に対するソリューションを提供する「ネットワークソリューション」、SFA(注1)/CRM(注2)、MA(注3)等の営業支援に対するソリューションを提供する「セールスDXソリューション」、OCR(注4)等によるデータエントリー(注5)に対するソリューションを提供する「AIデータエントリーソリューション」の3つのソリューションを提供している。設立は1994年4月。

(注1)セールスフォースオートメーションの略で、営業支援システムであり、営業業務の見える
化、効率化を図る仕組み、システム。
(注2)カスタマーリレーションシップマネジメントの略で、顧客情報や行動履歴、顧客との関係性を管理し、顧客との良好な関係を構築・促進。
(注3)マーケティングオートメーションの略で、マーケティング業務を自動化、効率化する仕組
み、システム。
(注4)オプティカルキャラクターリーダーの略で、手書きや印刷された文字をスキャナやデジタル
カメラによって読みとり、コンピュータが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術。
(注5)紙媒体で保管されている情報を端末に入力し、データ化するための作業。

 2024年3月期の業績見通し(個別、会社発表)は、売上高42億25百万円(前期比5.8%増)、営業利益6億47百万円(同27.4%増)、当期純利益5億91百万円(同41.8%増)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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