ビーマップ、東大・理科大発ベンチャーと協業、電力データで高齢者の見守りAIサービス開始へ

■調急変を迅速・的確に予測

 ビーマップ<4316>(東証グロース)は4月23日、東京大学、東京理科大学発のベンチャー企業と協業し、電力データを活用した見守りサービス用のAIモデルの開発を完了したと発表。このAIは、普段と異なる電力使用パターンを検出し、体調急変などを予測する。開発には、CryptoAIとエメレイドが参加した。

 CryptoAIは、AIに裁量権を段階的に渡す取り組みを行い、エメレイドはヘルスケア特化のAI開発を目指している。これらの企業は、見守りサービスに必要なAIモデル開発において、居住者の生活パターンに基づく体調の急変予測が可能であると評価された。

 ビーマップは、サービス開始に向けて利用しやすい体系の構築と、駆けつけサービスの提携について複数の事業者と協議中。サービス開始後も、AIモデルの改良を続け、より正確な判断ができるよう努めるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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