丸紅新電力とサンヴィレッジが資本業務提携、非FIT太陽光発電で再エネ普及拡大へ

■脱炭素社会の実現に向け、RE100企業のニーズにも対応

 丸紅<8002>(東証プライム)の連結子会社である丸紅新電力は5月1日、サンヴィレッジと資本業務提携を締結したと発表。この提携は、非FIT太陽光発電所の開発を通じて再生可能エネルギーの普及を目指すもの。丸紅新電力は、サンヴィレッジが行う20億円の増資も引き受けることになる。これにより、RE100に加盟する企業や自治体などの再エネ電力ニーズに応える体制を強化する。

 丸紅は、「グリーンのトップランナー」を目指し、中期経営戦略GC2024に沿って脱炭素社会の実現に貢献している。丸紅新電力も、2030年までに再エネ電力の取扱高を500万kW程度に増やすことを目標に、顧客への供給を拡大していくという。

 サンヴィレッジは、2012年から地域との調和を重視しながら太陽光発電所の開発に取り組んでおり、2019年からは非FIT太陽光発電所の開発にも先駆けて積極的に取り組んでいる。今回の提携により、両社は再エネ電力の更なる普及と供給体制の強化を図っていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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