マスク関連株が全面高、川本産や中京医薬品は連日ストップ高で出直り拡大

株式市場 銘柄

■品薄なお続くとの報道など材料視、ユニ・チャームは直近の下落ほとんど回復

川本産業<3604>(東2)は3月27日、買い気配のままストップ高の1671円(300円高)に貼りつき、2日連続ストップ高。また、中京医薬品<4558>(JQS)も買い気配のままストップ高の496円(80円高)に貼りつき、同じく2日連続ストップ高となっている。

両銘柄ともマスク関連株の一角で、新型コロナウイルス流行を受けて1月中旬から2月初にかけて爆発的な急騰相場を演じた。このところは急騰幅の8割以上を帳消しにしてしまったが、26日、「マスク・消毒液、品薄なお、(中略)材料高、値上がりの兆し」(日本経済新聞2020年3月26日付朝刊)と伝えられたことなどを契機に、再び動意を強めている。一部には「救済相場」と見てあまり深追いしないように自制する様子もある。

マスク関連株はほぼ全面高となっており、ユニ・チャーム<8113>(東1)は全体相場が急落する前の水準に迫っている。ダイトウボウ<3202>(東1)新内外綿<3125>(東2)重松製作所<7980>(JQS)興研<7963>(JQS)などが軒並み活況高となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る