スーパーバッグ、資本コストや株価を意識した経営の実現に向け新規事業など強化、配当性向30%めざす

■政策保有株を段階縮減、積極的なIR活動も推進

 紙袋の大手スーパーバッグ<3945>(東証スタンダード)は5月17日の夕方、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を発表し、成長戦略を通じて収益性を向上させ、バランスを取りながら、成長投資、内部留保及び株主還元の充実を図り、資本効率と財務健全性の向上を進め、継続して市場からの評価を獲得し、更なる企業価値及びPBRの向上を目指していくとした。

 2024年5月10日に公表した第2次中期経営計画(2025年3月期~27年3月期)の着実な遂行を通じて、資本コストや株価を意識した経営を実現すべく、持続的成長と中長期的な企業価値の向上を目指す。

<主な取組み>

(1)成長戦略追求と環境経営基盤構築
・紙製品への注力、新規事業、環境配慮型製品の強化を推進
・環境専門部署を設置し、環境ビジネスを追求

(2)財務の健全性
・内部留保を充実させ、自己資本比率の改善に努める
・政策保有株式の段階的な縮減を進める

(3)株主還元と資本政策
・安定的な株主還元を継続し、配当性向30%を目指す
・自己株式の活用として、譲渡制限付株式報酬制度の導入を予定

(4)積極的なIR活動の推進
・サステナビリティ等の非財務情報の発信をより一層充実させ、当社の活動内容について理解いただける機会を増やす
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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