科研製薬は静岡工場内に発酵農薬原体の製造工場を建設

■欧米等への海外輸出にも対応

 科研製薬<4521>(東証プライム)は、静岡県藤枝市の静岡工場内に、同社農薬事業の中心である発酵農薬原体の製造工場の建設を決定した。

 科研製薬では、同社を取り巻く事業環境認識等を踏まえた長期的課題を見据え、2022年に今後10年のビジョンを掲げた「長期経営計画2031」を策定。実現に向けた戦略を推進している。

 その中の農薬事業戦略において、「環境にやさしい農薬の提供によりグローバルでの食料生産に貢献」をビジョンに掲げている。世界的に農薬業界では、SDGsの取り組みが高まる中、環境や健康への影響を考慮した製品開発に注力する必要がある。より効果的で安全な化学物質の開発や天然物農薬への期待が高まっており、科研製薬では、微生物由来の天然物質農薬「ポリオキシン」の成長戦略を柱とした価値の最大化を進めていく方針である。

 今回、発酵農薬原体の一貫製造設備を建設し、今後の需要拡大が見込まれる欧米等への海外輸出にも対応できるよう進めていくとしている。

【設備投資計画】
所在地:静岡県藤枝市源助301
敷地面積:2,800㎡(自社所有地内)
建物:3階建て
建築面積:1,038.5平方メートル
延床面積:2,880平方メートル
着工:2025年11月予定
竣工:2027年7月予定
稼働開始:2027年11月予定
投資予定額:約100億円
(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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