日産化学が出直り強める、自社株買いの枠倍増を引き続き好感

■上限株数は当初の125万株を250万株に、金額は100億円に

 日産化学<4021>(東証プライム)は6月3日、続伸基調で始まり、取引開始後は9%高の4761円(402円高)まで上げ、東証プライム銘柄の値上がり率1位に顔を出しながら出直りを続けている。引き続き、28日に発表した自社株買い(自己株式取得)の取得枠拡大、取得期間の延長が好感され、買い先行となっている。

 5月14日に開始した自社株買いについて、取得上限株数は当初の125万株を250万株(自己株式を除く発行済株式総数の1・8%)に倍増するとし、取得総額も50億円を100億円に倍増するとした。取得期間は当初の2024年7月31日までの予定を25年3月31日まで延長するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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