KADOKAWAグループの複数ウェブサイトで障害発生、外部からの不正アクセスの可能性が高いと分析

■ニコニコサービスやオフィシャルサイトに影響

 KADOKAWA<9468>(東証プライム)は、6月8日未明から、グループ内の複数ウェブサイトが利用できない障害が発生したことを9日に発表。原因について、現時点では外部からの不正アクセスが行われた可能性が高いと分析されている。

 この事象により、影響を受けたウェブサイトには「ニコニコサービス」全般、「KADOKAWAオフィシャルサイト」、「エビテン(ebten)」などが含まれていることが確認されている。また、情報漏洩の有無についても調査が進められている。障害発生を受け、関連するサーバーはデータ保全のため至急シャットダウンされ、社内で分析調査が行われた結果、サイバー攻撃を受けた可能性が高いと認識されている。

 KADOKAWAは、影響を最小限にとどめるべくシステムの保護と復旧に向けた対応を進めており、今後も外部専門家や警察の協力を得て調査を継続する予定である。より正確な影響範囲を調査・特定し、新たな事実が判明次第、改めて報告する方針。読者の皆様にはご迷惑をおかけし申し訳ないが、引き続き情報提供を行っていく予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  2. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  3. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  4. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  5. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  6. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る