タムロンが上場来高値に向け上値を指向、中間配当の増配と機動的な自社株買い方針など好感

■7月1日を効力発生日として株式2分割を行う予定

 タムロン<7740>(東証プライム)は6月19日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は8630円(250円高)まで上げている。18日の15時に6月中間配当の増配を発表した上、自社株買いを示唆して注目されており、5月末につけた上場来の高値8920円に向けて出直っている。

 18日の15時に配当予想の修正(増配)を発表し、2024年12月期の中間配当金を1株につき従来予想比20円増配し70円にするとした。配当性向40%程度の継続的な配当を行うとともに1株当たり年間配当金の下限を100円にする方針。また、配当に加えて一層の株主還元の充実を図るため、総還元性向60%程度を目安に機動的な自己株式取得(自社株買い)を行っていくとした。24年7月1日を効力発生日とする株式2分割を発表済み。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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